建物所有者向けコミッショニングガイドラインに関するシンポジウム
2025/01/14 掲載
2050年カーボンニュートラル社会実現のためには、社会全体のエネルギー消費の3~4割を占める建築ストックの脱炭素化が必要です。それには、快適性・知的生産性を低下することなく20%以上の省エネルギーが可能と言われるコミッショニング(Cx)プロセスを既存建物に適用することが有効です。Cxプロセスは費用対効果の高い手法として世界的にも常識になっています。
このたび、建築設備コミッショニング協会では、国土交通省のご支援・ご協力のもと、建物所有者の方々にCxの有用性を理解していただき、Cxプロセスを既存建物に活用していただくためのガイドラインを作成しました。本シンポジウムではそのガイドラインの概要をはじめ、既存建物Cxプロセス活用の事例についても紹介いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
イベント概要
開催日程 | 2025年3月5日(水) シンポジウム:14:00~17:20(受付13:30~)/交流会:17:30~19:30 |
開催場所 | 山上会館(東京大学本郷キャンパス内、東京都文京区本郷7-3-1) シンポジウム:2階大会議室/交流会:1階談話ホール |
定員 | 現地100名+オンライン |
参加費(会員) | シンポジウム:無料/交流会:6,000円(現地決済、現金のみ) | 参加費(一般) | シンポジウム:無料/交流会:6,000円(現地決済、現金のみ) |
申し込み締切り | 2025年2月26日(水) |
主催 | NPO法人建築設備コミッショニング協会(BSCA) |
協賛 | 予定 (一社)日本ビルヂング協会連合会、(一社)不動産協会、 (公社)空気調和・衛生工学会、(一社)建築設備技術者協会、(一社)日本建築学会、 (一社)建築設備綜合協会、(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター、 (一社)ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会、(一社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会 |
共催 | 国土交通省 |
14:00-14:05 | 開会の辞 柳原隆司(BSCA理事長) |
14:05-14:10 | ご挨拶 佐々木雅也(国土交通省住宅局 参事官付建築環境推進官) |
14:10-14:15 | 趣旨説明 赤司泰義(BSCA副理事長、東京大学教授) |
14:15-14:45 | 既存建物の省エネルギー・省CO2対策に係る建物所有者のニーズ 浅利直記(森ビル(株)) |
14:45-15:15 | Cx事例調査とCxプロセス適用のポテンシャル分析 百田真史(東京電機大学教授) |
15:15-15:45 | Cxガイドラインについて 奥宮正哉(BSCA副理事長、名古屋大学名誉教授) |
15:45-16:00 | 休憩 |
16:00-16:15 | Cx事例1:東急電鉄駒沢大学駅熱源空調改修工事Cx 阿津英明(東急電鉄(株)) |
16:15-16:30 | Cx事例2:髙島屋グループの既存Cx 清沢知成(東神開発(株)) |
16:30-16:45 | Cx事例3:インハウスによる大規模建物の専有部空調機の既存Cx 北村義雄(NTTアーバンソリューションズ(株)) |
16:45-17:15 | 質疑応答・ディスカッション コーディネーター:赤司泰義 パネラー:佐々木雅也、講演者6名 |
17:15-17:20 | 閉会の辞 高瀬知章 |