BSCA 2019年Cxシンポジウムin東京 米国におけるコミッショニング事情の調査報告 

2018/12/26 掲載

我が国のコミッショニング(Cx)は、経産省の補助金や東京都のトップレベル事業所認証に採用されたり、先導的な導入事例で進展が見られたりするようになりました。また最近では、我が国も参加してCxのISO 化も進んでいます。しかし、我が国より約10年早くCxに取り組み始めた米国では、その採用数は我が国に比べて圧倒的に多く、毎年、全米コミッショニング協会(BCxA)による年次大会も開催されるなど、Cxが着々と進展しています。
そこでNPO法人建築設備コミッショニング協会(BSCA)では、米国のCx の事業者や研究機関を訪ねて米国のCx事情をヒアリングし、かつ同時期に開催された全米コミッショニング会議にも出席して米国のCx情報を収集するという目的で、2018年秋に調査ツアーを企画しました。このツアーには15 名の有志が参加し、アポイントメントがとりにくい機関や会社を訪問して貴重な情報収集と米国の技術者との意見交換ができました。
本シンポジウムでは、この調査で得られた知見を皆様と共有させていただき、今後のわが国におけるCx発展のあり方や課題などについてディスカッションしたいと思います。

PAGETOP