2018年 CxTE講習会(高松)開催のお知らせ 

2017/11/20 掲載

BSCAでは2009年から、建築設備のコミッショニング(Cx)過程全体をマネージメントするコミッショニング専門技術者(CxPE)という資格を設け認定を行っていますが、機能性能試験や運転の最適化などの検証業務の実施には次のような資質をもつ技術者も必要です。

1) 性能検証チームの一員としてCA 並びにCxPE の指示に従い、コミッショニング業務を遂行できる技術を有する。 2) 計測技術と分析能力に優れ、試運転調整や自動制御の専門的知識を持ち、現場における検証業務を的 確に実行できる。 3) データ処理ツールやシミュレーションの活用に優れ、故障検知・診断の専門的知見を持ち、システムの最適化および最適チューニングが実施できる。 4) データ分析の技術と設備システムの知識を幅広く有する。当協会では、こういう資質を持つ技術者をCxTE(Commissioning Technical Engineer) 性能検証専門技術者と位置づけ、2012年からこれに必要な資質と技能についての講習を実施しています。講習は、主として2)の資質に長けたCxTE(これをCxTE-Aと呼ぶ)と、3)の資質に長けたCxTE(これををCxTE-Bと呼ぶ)の2つの講習がありますが、今回の講習会ではCxTE-A講習のみを行います。

また、本講習会に引き続き、同会場で京都駅ビルのコミッショニングプロジェクトに関する講演がございます。CxTE講習会を受講された方は無償となりますので、ぜひこちらも合わせてご参加いただきたいと思います。

なお、受講修了された方々は、2013年から運用を開始している自主登録制度に登録して頂くことができます。2017年11月時点で、62名の登録があり、登録内容を当協会のホームページ(http://www.bsca.or.jp/cxte/)に掲載し、Cxの業務実施に必要となる人的リソース情報として広く社会に公開しております。

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