2017年BSCAシンポジウム 地中熱利用システムのコミッショニング in 東京 

2017/01/06 掲載

建築分野では現在、今までにないレベルの省エネが求められています。再エネ活用も含めた複雑・高度なシステムがおのずと必要になりますが、そういったシステムを設計・施工するだけでは、その省エネ性を確実なものにしているとは言えません。コミッショニング(性能検証、Cx)は、システムの構築・運用にバインドすべき、実質的な省エネを手に入れるための次世代プロセスと言えます。
NPO法人建築設備コミッショニング協会(BSCA)では、従来から日本におけるCxプロセスの開発と普及に取り組んできましたが、最近はCxを研究する段階からCxをビジネスとする段階に移行しつつあります。Cxビジネスには、太陽光発電、自然換気、潜顕熱分離空調、放射空調、自動制御といった具体的な先進システムにフォーカスしたCxの方法論が必要です。このシンポジウムでは、Cxプロセスの中でも重要なマイルストーンである機能性能試験を視野に入れながら、地中熱利用システムのコミッショニングについて、貴重な知見をお持ちの研究者・実務者からの講演と、参加者の皆様を交えたディスカッションを行います。シンポジウム終了後には情報交換のための交流会を催しますので、併せて多数ご参加頂ければ幸いです。

*本シンポジウムは、「建築CPD制度認定対象プログラム」、「空気調和・衛生工学会CPDシステム」の対象プログラムとして申請する予定です。

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