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空気調和・衛生工学会北海道支部セミナー “Cxのためのデータマネジメント手法と開発ツール活用に関するワークショップ 

2016/09/21 掲載

コミッショニング(以下、Cx)においては、データ処理・分析は、課題の抽出や改善検討の基になる重要な業務ですが、蓄積データの膨大化や書式が蓄積装置で不統一であることなどから、非効率な業務となっています。この課題に対し、データ処理業務を効率的に進めるための手法の検討を行うことを目的として、空気調和・衛生工学会Cx委員会にデータマネジメント手法検討小委員会(以下、CxDM小委員会・2014~2016年度)が設置されました。本小委員会では、データ収集装置でファイル書式やデータの蓄積方法の異なるデータ群を共通に扱えるデータ形式(Cx共通形式)仕様を規定するとともに、実際に様々な形式のデータをこのCx共通形式データへ変換するツールと共通化されたデータ群から特定のポイント抽出するツールを開発し、NPO法人建築設備コミッショニング協会が管理するCxツールライブラリに公開しました。

本セミナーでは、実際の経験を踏まえたデータ処理における課題についてご講演いただくとともに、CxDM小委員会でまとめた、Cx共通形式仕様の概要、Cxにおける合理的なデータ処理・管理手順の解説を行った後、開発したツールを参加者とともに使い方を体験するワークショップを開催いたします。さらに、希望者はその後に実施する札幌駅ビル・地域熱供給設備・BEMSの見学会も開催します。見学会では、ビル運転・管理業務を行っている方とBEMSデータの扱いに関する意見交換会も行う予定ですので、ワークショップ・見学会ともに奮ってご参加下さい。

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