平成28年度デマンドサイドマネジメント表彰 理事長賞を受賞 

2016/06/13 掲載

建築設備コミッショニング協会は、ヨンデンビル新館を対象に行った「自然エネルギーを利用した季節間土壌蓄熱空調システムの開発と運用最適化手法の構築」の取り組みが評価され、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターが主催する「平成28年度デマンドサイドマネジメント表彰」において一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞を受賞しました。

「平成28年度デマンドサイドマネジメント表彰」は、電力負荷平準化に資すると認められるシステム(機器を含む)を広く公募し、そのうち特に優れたものを表彰することにより、電力負荷平準化システムの一層の普及および社会への啓発を図る制度です。ヨンデンビル新館では、電力負荷平準化および省エネルギー・環境負荷軽減を実現するため様々な施策を実践するとともに、設計時に計画された最新の建築設備の要求性能を実現するために竣工後10 年間にわたり、関係者(建物利用者、建物所有者・維持管理者、設計者)により段階的にコミッショニングチーム(CT)を構築し、実測データを基にしたシミュレーション解析による省エネルギー評価を継続的に実施することで、運用方法の最適化等に取り組みました。これらの取り組みについて評価され、株式会社四電技術コンサルタント、株式会社安井建築設計事務所とともに受賞に至りました。

2016年6月6日、KKRホテル東京にて表彰式が行われ、ヒートポンプ・蓄熱センターの小宮山理事長より、表彰盾を授与されました。
表彰状(写真)
受賞式の様子(写真)

なお、本プロジェクトは、当協会が先導的コミッショニング事業として受託したもので、当協会のCMTは吉田(京都大学)、赤司(東京大学)、住吉(九州大学)、金(武蔵野大学)、宮田(元京都大学)でした。表彰式当日は宮田が代表して出席しました。(宮田記)

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