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空気調和・衛生工学会100周年記念事業シンポジウム(東京) ビジネスとしてのコミッショニング普及に向けて ~オーナーが語るCxの有用性と課題~ 

2017/09/13 掲載

コミッショニング(Cx)は、「ビルシステムの実性能の持つべき要求性能を規定し、新築ビル導入や既築ビル運用においてその実性能が要求性能や基準に合致しているかを検証して記録し、合致していなければ改善するといった品質志向のプロセス」ですが、建築設備システムを設計・施工・運用する際にバインドすべき、省エネを確実にするための次世代プロセスでもあります。また、それによって現在の職域が拡大し、新しいビジネスの創出につながる可能性があります。わが国では、本質を失わずに日本社会に適応するCxのあり方について先進的な研究を展開し、研究ベースの多くのCx事例を蓄積してきましたが、最近はこれまでの知見や経験を踏まえて、Cxフィーを伴う実務ベースのCx事例も見られるようになりました。
本シンポジウムでは、ビジネスとしてのCxの更なる普及に向けて、実際にCxを発注されたオーナーの方に、ご自身の経験に基づいたCxの有用性や課題などを語っていただきます。また、それに併せて、CxのISO規格化に関する進捗状況や、Cxに対して行政が期待していること、取り組んでいることなどについて、情報提供いただきます。様々な立場の方々を交えた、ビジネスとしてのCxに関する活発な意見交換を通じて、これからのCxに求められることを明確にし、参加者の皆さんと共有したいと思います。

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