中部支部 「コミッショニング研究会」 

※お申込みの受付は終了致しました。

2016/06/10 掲載

 

建築設備のコミッショニングが建設関係者のあいだで普及・浸透しつつあります。
そのスタートは、当協会名誉理事長である中原信生先生が切られたといっても良いと思います。BSCA名古屋支部では、我が国のコミッショニングの原点にふれつつ、BSCA会員で意見を交換する場を設けたいと考えております。第一回は名誉理事長中原信生先生を講師として下記のテーマで話題提供いただき、議論をして行きたいと思います。

・新築建物のコミッショニングのプロセスモデルとフィーについて
新築建物のコミッショニングについて、プロセスモデルとコミッショニングフィーに話題を絞りYビル、N病院の事例について、そのあり方現状の問題・課題を少人数で議論を行いたいと思います。参加者はコミッショニングレター 2013年3月号、2013年4月号の中原名誉理事長の記事、コミッショニング事始め(1)、(2)を事前に研究しておいて下さい。

開催報告

第一回中部支部 名古屋「コミッショニング研究会」報告

日時 2016年7月1日 16:00~18:00
場所 中部大学三浦記念会館 8C講義室
参加者 11名

名古屋在住の会員にて「コミッショニング研究会」を企画し、その第一回を開催しました。名古屋の会員で構成される中部地区は、関西、東京に比べ会員も少なく、大勢の参加をもって実施するシンポジウムではなく少人数のイベントを行おうと考えました。協会を立ち上げられた中原信生名誉理事長、松田則夫元理事がいらっしゃるので、我が国のコミッショニングの原点に触れられるようなものを考えています。参加資格を協会会員として、講師が発表するだけでなく、ゼミナールのようにテキストが与えられ意見が交換できるようにしています。
第一回は中原名誉理事長を講師として、コミッショニングレター 2013年3月号、2013年4月号に掲載されたコミッショニング事始め(1)、(2)をテキストとして研究会を行いました。
我国のコミッショニング黎明期の物件である、Yビル、N病院について、プロセスモデルの構築、コミッショニングフィーを話題としました。これらの物件でコミッショニングを実施するにあたり、ASHRAE、PECI、BCAなどの海外の団体のガイドラインを参考に文書を整備し、コミッショニングプロセスを構築し、そこでの作業の実績とフィーについて中原名誉理事長から紹介があり、参加者はそれぞれの実務での経験と今後の展開について、活発な議論が行われました。少人数であり、会議形式で行ったので、参加者からは多くの発言があり、それぞれに役立つ議論となったと考えます。
会員限定のイベントですが、コミッショニング協会会員も年齢層が高くなってきたので、若手の参加を促すためには空気調和・衛生工学会中部支部との共催としてはとの提案がありました。

イベント概要

開催日程 2016年7月1日 16:00~18:00
開催場所 名古屋市中区千代田5-14-22 
中部大学名古屋キャンパス 8C講義室
会場までのアクセス
JR中央線鶴舞駅北口下車1分
名古屋駅からは一番前に乗車ください。改札出て右手正面の建物です。
地下鉄鶴舞駅3番出口より北へ100m
定員 15名
参加費(会員) 1,000円(会員のみ)
参加費(一般) 会員限定
申し込み締切り 2016-06-24
主催 BSCA 中部支部
16:00-16:10 主旨説明 山羽基(BSCA 中部支部長 中部大学工学部建築学科教授)
16:10-17:00 新築建物のコミッショニングのプロセスモデルとフィーについて
発表者  : 中原信生 (BSCA名誉理事長 名古屋大学名誉教授)  
発表概要 :新築建物のコミッショニングについて、プロセスモデルとコミッショニングフィーに話題を絞りYビル、N病院の事例について、そのあり方現状の問題・課題について講演します
17:00-17:10 休憩
17:10-18:00 ディスカッション 
講演者とともに、コミッショニングのプロセスモデルとフィーについて議論します。
18:00 技術交流会
(講師・参加者対象)
*費用:実費負担(4,000円程度)
この研究会に関する問い合わせ先 特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会
中部支部 支部長 山羽 基 (e_mail:m.yamaha@yamaha-lab.jp)
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