2023年度BSCAシンポジウムin中部 ビル用マルチパッケージ型空調の適正な設計とコミッショニング
2023/11/10 掲載
ビル用マルチパッケージ型空調(以下、ビルマル)は、その取扱いの容易さと柔軟な適用性から中小建物のみならず、大規模建物にも多く採用されています。採用事例が増加する一方で、設計時の機器容量の選定や運用時の換気・加湿性能に対する課題が指摘されるケースも少なくありません。そこで、本シンポジウムでは”ビルマルの適正な設計とコミッショニング”についての議論を目標に、建築物省エネ法における非住宅建築物の省エネ基準適合率と外皮・設備設計仕様の実態や今後施行予定の改正法における省エネ基準の強化等についての基調講演ならびに、ビルマルの設計・稼働実態と設計のポイントについてご講演頂きます。そして、ディスカッションでは今後のZEB普及促進も勘案しながら、ビルマルの適正な設計にはどのようなコミッショニングが必要かについて議論します。2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、多くの建物で採用されているビルマルの適正な設計・運用を実現するために重要な情報が得られる機会ですので、多くの方のご参加を期待しております。
イベント概要
開催日程 | 2024年1月26日(金) 13:30-16:40 |
開催場所 | ウインクあいち 1301会議室 (愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38) 及びZOOMによる配信 |
定員 | 現地35、オンライン55名 |
参加費(会員) | 正会員、賛助 3,000円 | 参加費(一般) | 5,000円 学生:無料 |
申し込み締切り | 2024-01-15 |
主催 | 特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会(BSCA) |
協賛 | (公社)空気調和・衛生工学会中部支部(予定)、(一社)日本建築学会東海支部(予定)、(一社)建築設備技術者協会中部支部、(一社)愛知県設備設計監理協会 |
司会 | 田上賢一(新菱冷熱工業) |
13:30~13:40 | 趣旨説明 山羽基(中部大学工学部 建築学科 教授) |
13:40~14:40 | 基調講演 令和6年4月より始まる改正建築物省エネ法による規制強化 ~非住宅建築物の新基準に適合させるための外皮・設備設計仕様とは~ 宮田 征門(国土技術政策総合研究所 主任研究官) |
14:40~14:50 | 休憩 |
14:50~15:30 | 講演1 個別分散空調システムの設計・稼働の実態(仮題) 佐藤誠(佐藤エネルギーリサーチ株式会社 代表取締役 |
15:30~15:50 | 講演2:個別分散空調システム設計のポイント(仮題) 佐藤孝輔(株式会社日建設計 エンジニアリング部門サスティナブルデザイングループダイレクター) |
15:55~16:40 | 質疑応答・パネルディスカッション パネラーよりの事例紹介等を含む コーディネーター:山羽基 パネラー:調整中 |