BSCA Cx事例シンポジウムin中部 ーZEBとコミッショニングー
※お申込みの受付は終了致しました。
2022/10/26 掲載
■配布資料
配布資料一括ダウンロード(PDF 13MB)
お申込みの方に、パスワードをご連絡いたします。
2020年10月26日の菅内閣総理大臣(当時)の所信表明演説にてカーボンニュートラル宣言がなされ、省エネルギーを徹底し再生可能エネルギーを最大限導入することが示された。また「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の重点分野の一つである住宅・建築物産業・次世代電力マネジメント産業において、ZEH・ZEB の普及、省エネ改修の推進、高性能断熱材や高効率機器、再生可能エネルギーの導入を進めるとしている。
ZEB の評価・定義は空気調和・衛生工学会にて整理され、その後これを学術的根拠として経済産業省で実用的な定義としてまとめられた。また、計画、設計時においては建築物のエネルギー消費性能計算プログラム(WEBPRO)を用いてZEB評価を行うこととされている。しかしながらZEBの本質は運用時の省エネルギー、脱炭素であり、そのためにはシステムのポテンシャルが十分に発揮されているかどうかを明確な基準のもとに評価する必要があり、運用時のコミッショニング、機能性能試験が重要になる。
そこで、本シンポジウムではまず基調講演として、ZEBのコミッショニング手法、特に機能性能試験に関する講演、そしてコミッショニングプロセスの適用についての講演を設定した。また、ZEBの事例として小規模オフィスZEBとゼロ・エネルギー・スクールを紹介する。事例については、2021年3年4月1日から施行された改正建築物省エネ法で中規模(300m2~2000m2)のオフィスビル等が基準適合義務の対象へ追加されたこと、また学校は将来の人材育成を含めてカーボンニュートラルに向けて重要な施設であるという観点から選定したものである。
※新型コロナウイルス感染状況によっては、開催方法等が変更になる可能性もあります。
★現地参加については、定員あと2名です。(1/11現在)
現地参加枠については、定員に達した時点で締め切りとし、35名以降の方にはウェブ配信をご案内致しますこと、ご了承下さい。
WEB配信枠については、空きがございますので、奮ってお申込み下さい。
イベント概要
開催日程 | 2023年1月20日(金) 13:30~16:45 |
開催場所 | ウインクあいち13階1301会議室 (〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38) |
定員 | 90名(現地:35名、オンライン形式:55名) |
参加費(会員) | (BSCA正会員・賛助会員)5,000円/名 | 参加費(一般) | 非会員10,000 円/名、学生1,000円/名 |
申し込み締切り | 2023年1月13日(金) |
主催 | 建築設備コミッショニング協会 |
協賛 | (公社)空気調和・衛生工学会中部支部、(一社)日本建築学会東海支部、(一社)建築設備技術者協会中部支部、(一社)愛知県設備設計監理協会 |
時間 | 司会者:鵜飼真貴子(名古屋大学大学院) |
13:30~13:40 | ご挨拶と趣旨説明(山羽基(中部大学)) |
13:40~14:10 | 基調講演1:ZEBのコミッショニング手法 ZEBシステムの機能性能試験標準仕様の提案 上谷勝洋(東洋熱工業(株)) |
14:10~14:40 | 基調講演2:新築建物のCxプロセスの適用 NTTファシリティーズの新大橋ビルの新築設備Cx適用の考え方 渡邊 剛(NTTファシリティーズ) |
14:40~14:50 | 質疑応答 |
14:50~15:00 | 休憩 |
15:00~15:30 | ゼロ・エネルギー・スクール 瑞浪北中学校 佐藤孝広((株)日建設計) |
15:30~16:00 | 小規模オフィスにおけるZEBの計画と運用 水野孝政(丸水設備(株)) |
16:00~16:45 | パネルディスカッション 司会:山羽 基(中部大学工学部建築学科) 参加者:前出講演者、奥宮正哉(名古屋産業科学研究所)、田中英紀(名古屋大学) |