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【東京】BSCA 2019年Cxシンポジウムin東京 米国におけるコミッショニング事情の調査報告 

※お申込みの受付は終了致しました。

2018/12/26 掲載

 

我が国のコミッショニング(Cx)は、経産省の補助金や東京都のトップレベル事業所認証に採用されたり、先導的な導入事例で進展が見られたりするようになりました。また最近では、我が国も参加してCxのISO 化も進んでいます。しかし、我が国より約10年早くCxに取り組み始めた米国では、その採用数は我が国に比べて圧倒的に多く、毎年、全米コミッショニング協会(BCxA)による年次大会も開催されるなど、Cxが着々と進展しています。
そこでNPO法人建築設備コミッショニング協会(BSCA)では、米国のCx の事業者や研究機関を訪ねて米国のCx事情をヒアリングし、かつ同時期に開催された全米コミッショニング会議にも出席して米国のCx情報を収集するという目的で、2018年秋に調査ツアーを企画しました。このツアーには15 名の有志が参加し、アポイントメントがとりにくい機関や会社を訪問して貴重な情報収集と米国の技術者との意見交換ができました。
本シンポジウムでは、この調査で得られた知見を皆様と共有させていただき、今後のわが国におけるCx発展のあり方や課題などについてディスカッションしたいと思います。

開催報告

2019年度のCxシンポジウムを2月6日に大阪大学中之島センター・佐治敬三メモリアルホールにて、2月13日に東京大学工学部1号館15号講義室にて、関西と東京のそれぞれで開催した。建物オーナー、ビル管理、設計事務所、ゼネコン、サブコン、自動制御メーカ他、様々な業種の方々が関西では55名 、東京では95名の方に、ご参加いただきました。
今回のシンポジウムでは、2018年秋に実施した米国のCx調査ツアーについて、その趣旨と概要、米国におけるZEB・ZEHのCx概要、日米でのCxの違い、利用されているCxツール、米国のCx事業者のビジネスの現状、現在検討が進められているCxのISO化、それぞれの調査結果を、ツアーに参加した11名の講師より発表されました。
米国ではCxがビジネスとして普及展開が進んでいてCx導入事例は日本に比べて圧倒的に多く、計画・設計段階のCxとOPRおよびFPTの重要性、Cxにおける管理ツールの活用やシミュレーション技術活用の重要性など、得られた知見と再認識された内容が調査結果として報告されました。また質疑応答では、今後のわが国におけるCx発展のあり方や課題などについて、参加者と活発なディスカッションがなされました。

第1章 米国Cx事情調査ツアーの全体概要
吉田 治典 (BSCA理事長・京都大学名誉教授)
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※資料閲覧用のパスワードは「2019tokyouniv.」です。

第2章 ZEB・ZEHのCx
星野 聡基 (BSCA賛助会員・日本設計 主管)
近藤 基(BSCA賛助会員・森村設計 コア・テクノロジーセンター)
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第3章 Cxに係る技術
西山 満 (BSCA正会員・日建コンストラクションマネジメント)CxPE
板田 武士(BSCA賛助会員・ダイキン工業 課長)
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第4章 Cxのためのツール
関根 勉 (BSCA賛助会員・アズビル 部長)  
松浪 佑宜 (BSCA賛助会員・高砂熱学工業)
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第5章 Cxビジネス
松下 直幹(BSCA理事・コミッショニング企画)CxPE
湯澤 秀樹 (BSCA賛助会員・日建設計総合研究所 理事)  CxPE
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第6章 CxのISO化について
宮田 征門(BSCA正会員・国土交通省 国土技術政策総合研究所)  
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第7章 まとめ
柳原 隆司 (BSCA副理事長)  CxPE  
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イベント概要

開催日程 2019年2月13日(水) 13:30~16:50 (受付13:00~)
開催場所 東京大学工学部1号館15号講義室(東京都文京区本郷7-3-1)
定員  120名(先着順)
参加費(会員) 会員4000円(BSCA)
参加費(一般) 非会員 6000円、学生:1000円 *学生は、会員、非会員にかかわらず一律1000円です
申し込み締切り 2019年2月6日(水)
主催 建築設備コミッショニング協会
協賛 (公社)空気調和・衛生工学会 、(一社)日本建築学会(一社)建築設備技術者協会、(一社)建築設備綜合協会、(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター、(一社)日本ビルヂング協会連合会、(一社)ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会、(一社)関西ESCO協会、 建築エネルギー懇話会
13:00~13:25 受付

司会 赤司 泰義(BSCA副理事長、東京大学教授)
13:30 ~13:40 米国Cx事情調査ツアーの全体概要
発表者  : 吉田 治典 (BSCA理事長・京都大学名誉教授)  CxPE
発表概要 :米国Cx事情調査ツアー開催趣旨と訪問先の概要についてエピソードを交えてご紹介します。
13:40 ~14:20 ZEB・ZEHのCx
発表者  : 星野 聡基 (BSCA賛助会員・日本設計 主管)
近藤 基(BSCA賛助会員・森村設計 コア・テクノロジーセンター)   
発表概要 : 米国におけるZEBとZEHのCx事例をご紹介します。
14:20 ~15:00 Cxに係る技術
発表者  : 西山 満 (BSCA正会員・日建コンストラクションマネジメント)  CxPE
        板田 武士(BSCA賛助会員・ダイキン工業 課長)
発表概要 : 米国のCx事業者などへのヒアリングやNCBCの国際会議などで話題となっているCx技術について質疑応答の内容も含めてご紹介します。
15:00 ~15:10 休憩
15:10 ~15:50 Cxのためのツール
発表者  : 関根 勉 (BSCA賛助会員・アズビル 部長)  
        松浪 佑宜 (BSCA賛助会員・高砂熱学工業) 
発表概要 : 米国のCx事業者などへのヒアリングやNCBCの国際会議などで紹介されていたCxツールをご紹介します。
15:50 ~16:30 Cxビジネス
発表者  : 松下 直幹(BSCA理事・コミッショニング企画)CxPE
湯澤 秀樹 (BSCA賛助会員・日建設計総合研究所 理事)  CxPE
発表概要 : 米国のCx事務所でのビジネスの概要や米国におけるCx市場などの調査結果に加えて、現在BSCAでまとめているCxの標準報酬の作成経過をご報告します。
16:30 ~16:45 CxのISO化について
発表者: 宮田 征門(BSCA正会員・国土交通省 国土技術政策総合研究所)  
発表概要: ISO/TC205/WG10にて行っているCxプロセス及び機能性能試験法の国際規格化に関する最新動向をご報告します。
16:45 ~17:00 まとめ
発表者  : 柳原 隆司 (BSCA副理事長)  CxPE
発表概要 : ツアー参加者の感想を交えて、米国Cx事情調査ツアーの総括をします。
17:00 ~17:20 質疑応答
17:30 ~ 技術交流会
場所:ホワイエ(会場入口付近) 
会費 会員・非会員 2,000円 学生1,000円 立食形式
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