コミッショニングレター2026年1月号(Vol.23)
2026/01/19掲載
年頭のご挨拶
BSCA 理事長 奥宮正哉
新年明けましておめでとうございます。
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。皆様もご存じのようにこの目標の達成にはエネルギー消費の適正化、そして脱炭素なエネルギーの使用の拡大が必須であり、贅沢という意味ではなく真に豊かな生活が確保されていることが前提となっています。そして、世界全体で見ると最もエネルギーを消費しているビルの分野での省エネルギー、省CO2は喫緊の課題となっています。
建物所有者が持つ対象建物の課題を明確にして最適な課題解決策を提案するコミッショニングは、カーボンニュートラル社会の実現に必須なものであると言えます。そしてBSCAは建築におけるコミッショニングを正しく普及させるべく関係者にそのプロセス等を理解していただく、特に建物所有者に理解していただくことに努力をし、またコミッショニングを進めるための種々の要素を充実させていくことに努力をしていきたいと考えています。
これまでに引き続き、皆様方の多大なご支援をお願いする次第です。
2025年度 BSCAシンポジウム in 中部
2026年1月30日(金)に「BSCAシンポジウムin中部 -コミッショニング・プロセスとそれに必要な文書管理の事例-」を開催いたします。
昨年度のシンポジウムでは、Cx事例についての講演、本協会の専門家や実務経験者の方々によるパネルディスカッションによって、コミッショニングのプロセスにおいて「何を、何時、どのような手順で、誰が参加して行い、どのような文書を作成すべきか」について討議をしました。今回はテーマを文書管理を中心とする内容で企画いたしました。
今後のコミッショニングの正しい普及のための知見を得る貴重な機会となり、今後コミッショニングを実施しようと考える人への一助になれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
開催日程:2026年1月30日(金)
シンポジウム13:30~16:40 交流会 17:00~19:00
開催場所:ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
シンポジウム会場:11階1107会議室 小会議室A
定員 :75名(現地:45名、オンライン形式:30名)
参加費 (会員):正会員・賛助会員5,000円 (交流会 5,000 円)
(一般):10,000円 (交流会 5,000 円)
(学生): 1,000円 (交流会 5,000 円)
主催 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会(BSCA)
協賛 空気調和・衛生工学会中部支部、日本建築学会東海支部、建築設備技術者協会中部支部
愛知県設備設計監理協会 (予定)
プログラム
司会 田上賢一(BSCA理事)
13:30~13:35 趣旨説明 山羽基(BSCA副理事長)
13:45~14:25 基調講演「立命館大学の施設マネジメントにおけるCx導入」
近本智行(立命館大学理工学部)
14:25~14:35 休憩
14:35~15:10 講演1:「大規模改修におけるフルコミッショニングの意義― 立命館大学の設備改修事例を通じてー」 松下直幹((株)コミッショニング企画)
15:10~15:45 講演2:「大規模複合都市開発におけるトータルコミッショニング」
李 小平(森ビル(株))
15:50~16:40 質疑応答・パネルディスカッション
司会:山羽基(中部大学工学部)
パネラー:(近本智行、松下直幹、李小平+他)
申し込みは下記BSCAホームページよりお願いいたします。
「コミッショニング」で実現する既存ビルの省エネセミナー
昨年度、当協会では国土交通省のご支援の下、既存ビルの脱炭素化・省エネ化をより一層推進するため、コミッショニング(以下Cx)の有効性や、進め方などを紹介するために「建物所有者向けの建築設備コミッショニングガイドライン」を作成し、公開しました。
本ガイドラインは公開後に多くの皆さまにご活用いただいていますが、Cxについてさらにご理解を深めて頂くために、本ガイドラインの解説や好事例を紹介するWEBセミナーを開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
■イベント概要
1.日 時:2026年1月23日(金) 13:30~15:00
2.開催方法:WEBセミナー
3.参 加 費:無料
4.講師 :NPO法人 建築設備コミッショニング協会
副理事長:赤司 泰義様(東京大学教授)
5.講演内容:(1)「コミッショニング」で実現する既存ビルの省エネセミナー
(2)質疑応答
6.定 員:制限なし
ご参加を希望される方は、下記ホームページよりお申込み下さい。
https://www.bsca.or.jp/event/?p=2093
建築設備コミッショニングマニュアル第5版発刊のお知らせ
建築設備コミッショニング協会では「建築設備性能検証マニュアル」をコミッショニングのプロセスと技術の両面から解説する実務テキストとして2010 年10 月に創刊しましたが、2021年にマニュアル改定WGを立上げ、理想と実態を整合させるという観点からコミッショニング・プロセスの見直しについて議論し、「建築設備コミッショニングマニュアル第5版」として発刊・販売することになりました。
■ 概要
◇総ページ数 A4判169ページ
印刷冊子に付録としてCD-ROMを添付します。
◇内容
第1章 建築設備とコミッショニング
第2章 コミッショニング業務の概要
第3章 新築建物のコミッショニング(新築Cx)
第4章 既存建物のコミッショニング(既存Cx)
第5章 継続コミッショニング(継続Cx)
Appendix コミッショニングにおけるツール活用
■ 販売価格
1) 個人版価格:個人会員 10,000円(+消費税と送料) 注)非会員向けの販売は行いません。
・ご購入された方のみでご使用ください。
・個人会員が、2つ以上購入することはできません。
・会員本人名宛ての領収書以外は発行いたしません。
2) 法人版価格:賛助会員 30,000円(+消費税と送料)
一般 60,000円(+消費税と送料)
※冊子+CDを3セット送付します。4セット以上希望の場合は要望に応じて、
賛助会員10,000円/セット、一般20,000円/セットで追加できます。
・組織でご利用される場合は法人版でのご購入をお願いします。
■ 作成・編集 NPO法人・建築設備コミッショニング協会
・CDのパスワードは当協会が購入者名で登録管理し、譲渡・転売されると失効します。
■ 購入申し込み方法
・下記の当協会ホームページよりお申込下さい。
活動実績 活動予定 他
◆協会活動実績 (2025/12)
2025年12月19~20日 第15回CxPE(性能検証技術者)資格研修会
2025年12月17日 2025年度 第5回 企画運営委員会
◆協会活動予定 (2026/1~2026/2)
2026年1月23日「コミッショニング」で実現する既存ビルの省エネセミナー
2026年1月30日 BSCAシンポジウム in 中部
◆編集者より
今年は年明け1月5日の小寒で「寒中」、1年で最も寒い時期に入りました。昔は気温が低く、気候が安定して測定には好都合だったのですが、今年は日中に春の日の暖かさで天候が不順です。天候の振れ幅が大きくなるのも温暖化が原因で、測定計画も修正が必要になっています。そのうちに、人間の寒暑感、温冷感も変わってくるのではないかと気掛かりです。
◆編集長より
2026年の干支は午(うま)で、60年に一度巡ってくる丙午(ひのえうま)にあたります。前回の丙午は60年前の1966年ですが、国内では出生率が大幅に減少しています。迷信の影響のようですが、1966年頃には丙午に対して良い印象が無かったようです。
現在では、火の性質を持つ「丙(ひのえ)」と「午(うま)」が組み合わさって、情熱的で行動力に満ちたエネルギーを持つとされているようです。今年も仕事に、趣味に積極的に取り組みたいと思います。
◆企画制作
編集長:三浦(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
編集者:大石(建築設備コミッショニング協会 企画運営委員)
※本誌に掲載した著作物の著作権は、特定非営利活動法人建築設備コミッショニング協会が所有します。許可無く複写転用することをお断りいたします。
お問合せメール:bsca_mail@bsca.or.jp

